COLUMN
法人設立直後には何をしたら良いか
法人を設立した直後は、やるべきことが多く、優先順位もとても大切です。
ここでは「すぐに必要な手続き」と「事業を軌道に乗せるための行動」を、わかりやすく整理してまとめました。
◆ 【最重要】法人設立直後にまずやるべきこと(手続き編)
① 税務署への届出(会社設立後すぐ)
会社を作ったら、税務署へ以下を提出します。
- 法人設立届出書
- 青色申告承認申請書(節税効果が大きいので必ず提出)
- 給与支払事務所等の開設届出書
- 源泉所得税の納期の特例申請(従業員がいる場合に便利)
※ 税理士に依頼するとセットで対応してくれます。
② 都道府県・市町村への届出
- 法人設立届出書
- 事業開始等申告書
自治体により書類は多少違います。
③ 社会保険の加入手続き
会社は、社長1人でも社会保険(健康保険・厚生年金)加入が義務です。
- 新規適用届
- 被保険者資格取得届
- 扶養者の届出 など
④ 労働保険(雇用保険・労災保険)の手続き(従業員がいる場合)
- 労働保険成立届
- 雇用保険適用事業所設置届
- 雇用保険被保険者資格取得届
社員を雇うなら必須です。
⑤ 銀行口座の開設
法人名義の銀行口座を作ります。
用意しておくとスムーズ:
- 登記簿謄本
- 印鑑証明書
- 会社の実態がわかる資料(HP・パンフレット・事業計画など)
⑥ 会計管理の仕組みを作る
最初に整えておくと一年後が楽になります。
- 会計ソフト導入(freee / マネーフォワード / 弥生)
- 領収書保管ルール
- 通帳・法人カードの整理
◆ 事業をスタートした直後にやるべきこと(売上づくり編)
⑦ ホームページを整える(信頼の基盤)
法人設立後は「信用」が非常に重要。
最低限以下を整えます:
- 会社概要
- 代表挨拶
- 事業内容
- 実績(初期でもOK)
- お問い合わせフォーム
※ HPがない会社は信用を失いやすいです。
⑧ Googleビジネスプロフィール登録
無料でできて、効果が大きい集客法。
- 検索・Googleマップで表示
- 口コミ管理
- 写真投稿
- サービス紹介
地域ビジネスなら必須。
⑨ SNSで情報発信を開始
最初は「会社の存在を知ってもらう」ことが大事。
- X(旧Twitter)
- TikTok
業種に合ったSNSを選ぶと効果的です。
⑩ 名刺・パンフレットの準備
特にBtoBや地域ビジネスなら必要。
- 会社の魅力
- 事業内容
- 強み
- 連絡先
名刺は営業ツールでもあります。
⑪ 同業者・関連業者への挨拶回り
法人設立後は、
“つながり”が仕事の早道になります。
例:
- 建設業 → 不動産会社・工務店
- 福祉業 → 行政・病院・相談支援事業所
- WEB制作 → 起業家・士業・コンサル・店舗経営者
- 物販 → 卸先・メーカー
⑫ 補助金・助成金のチェック
創業直後は使える補助金が多いです。
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
- 事業再構築関連
- 各自治体の創業支援金
費用が大きく削減できます。
◆ 法人設立直後は「信頼 × 発信 × 手続き」がセットで必要
まとめると、
- 必要な届出(税務署・社会保険)
- 信頼づくり(HP・名刺・Google)
- 売上づくり(SNS・営業・PR)
この3つを同時に進めることが、最短で軌道に乗せる方法です。
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